故・牧野俊介氏からのメッセージ
牧野俊介:1914年生まれ~2009年没
牧野さんは岡山に生まれ広島に原子爆弾が投下された当時は岡山の放送局に勤務していました。
8月6日原爆が投下、広島放送局が全滅したたというので救援に向かいました。
8月7日に広島に入りその惨状を目の当たりにし4日間必死の救援活動を行いました。
その時に放射能被爆し膵臓に障害をうけ、インシュリンが出なくなってしまいました。
その後亡くなるまで食後にインシュリン注射を打たなければならない生活を送ることになります。
その後長い時を経ても、体験した被爆地の4日間の惨状がずーっと脳裏から離れませんでした。
あの時見た原爆の悲惨さを後世に伝えよう!と80歳から92歳にかけて絵と文章に残されたのです。
小さな池があると熱かったであろう。全員首をつっこんで死んでいた。
川から引き上げた死体を50体ぐらい俵積みにして石油をぶっかけて焼くところ。
焼け落ちた頭部をスコップで投げ込む兵隊。
手前には焼けた骨を少しずつ入れる弁当箱